中邑菫初段デビュー戦で大森らん初段に敗戦、その棋譜とAIの評価を見る

2019年4月23日

初の公式戦対局、最年少プロ中邑菫初段が黒星スタートとなる

2019年4月22日、関西棋院で行われた中邑菫初段のデビュー戦が終了いたしました。結果は、大森らん初段に敗れ、緒戦は黒星スタートとなりました。
黒番中邑菫初段、白番大森らん初段、持ち時間は1時間の早碁の竜星戦予選です。プロの通常のデビュー戦ではあり得ない数の報道陣、そしてインターネットで生中継、記録係も付いての一戦でした。

デビュー戦の棋譜並べ、囲碁AI、Leelaの評価は?

中邑菫デビュー戦
中盤から押されている中邑初段でした。Leelaの評価も、終始大森初段の白優勢でゆるがず、終盤へ突入となりました。

中邑菫デビュー戦
最終盤です。174手をもちまして投了し、大森らん初段の勝利となりました。

棋譜、動画はこちらからご覧ください。

【囲碁】仲邑菫初段デビュー戦 仲邑菫初段(黒番)vs大森らん初段 【最年少プロ】【AI解析】Nakamura Sumire(black) vs Omori Ran 【Go game】

プロ初勝利は次回以降に持ち越し、今後どうなるか

中邑菫初段が注目されるだけではなく、対戦相手も同じ扱いを受けるわけですよね。こういう注目が大きい手合いは是非とも勝利したいものですよね。相手全員が年上になるわけで、同じ初段と言えど年下相手に負けたくはないのはどんな勝負でも同じではないでしょうか。もしも中邑初段がこの後連敗を重ねた場合、余計対戦相手は最初の白星を献上したくはないはず。

特例でプロになり、最年少ということで世間の注目と日本棋院の期待が込められているわけで、これを10歳の少女に託すのは非常に酷ではありますが、その位のプレッシャーを楽しめるようでないとプロの厳しい世界では通用しないのかも知れませんね。