投資ブロガー、テスタや石破茂総理を名乗る詐欺広告がMeta系SNSに登場
FacebookやInstagramは詐欺広告の見本市か
2025年の最新詐欺広告について、ご紹介します。
テスタを名乗る新たな投資詐欺広告掲載
詐欺広告によると、日頃応援してくださるファンや友人の皆さんに恩返しするため、株式市場で成果を上げるための「事実」と「ノウハウ」を公開します!
とのことで、私は全然知らない人なのですが、一部興味のある人は知っているのかもしれない、このテスタというブロガーの方が今度は詐欺師の広告塔とされているようですね。
買え!狙え!の、相変わらず命令口調、命令される覚えはありません。
馬渕磨理子という女性も登場。お約束の、簡体字中国語交じりの手抜き広告バナー。流儀の儀のように、日本で使われている漢字にしっかり直してあったり簡体字中国語の漢字をそのまま直さず使ったりしているのは、昔からこのままです。
他にも、ひろゆき氏と一緒に写った広告バナーなど、多数のバリエーションが確認できました。
このバナーをクリックした場合
以前通り、ランニングページの広告に飛ぶのですが、以前に比べて短く簡潔に作られていました。
LINEを追加をクリックすると
詐欺師のLINEを追加するためのQRコードが表示されました。一部広告では、404Not Foundになる場合もありました。
孫正義、石破茂総理のディープフェイク詐欺動画
「月額1,100万円の不労所得が現実に」と見出しをうって、孫正義氏と石破茂総理のディープフェイク動画による詐欺広告も登場しています。
非常に質の悪いディープフェイク動画なので、見破るのはとても簡単です。もし私が詐欺グループの上層部ならば、作ったやつに見せしめの刑を与えてやりますね。これで騙される人はいないだろうと、思うのですがそれでも騙される人がいるのだからどうしようもないですね。字幕がついているのですが、それがまたひどいです。
詐欺広告塔30人が広告放置のMetaを訴える
メタ側は先行する訴訟で、自動検知システムで詐欺広告を削除しているとして「日本の法律上、詐欺広告を網羅的に検出したり内容の真実性を調査・確認したりする義務はない」などと反論。
2025年2月24日、朝日新聞、「詐欺広告を放置」、被害訴え30人がメタを一斉提訴へ 5地裁により引用。
義務はないにせよ、信頼を損ねる広告だと思うので、掲載して得られる収益が信頼の失墜に勝るということでしょうか。私個人として、Meta系SNSに表示される広告は基本全く信用しておらず、広告は情報源にならず、ただの迷惑になっています。Meta社は今後も詐欺師の広告を精査することなく掲載し続けるということらしいので、私たち利用者も無視し続けるしかないようですね。もし、裁判の行方でMeta社も方針を変えるのかもしれませんけどね。
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