車に知らないAir Tagを付けられていた注意喚起、車両窃盗の準備だったのか
レクサスLX下回りに不明なAirTag、注意喚起ツイート
Air Tagとは
Air Tagとは、Appleから税込4780円から販売されている、物を探すことに特化した製品で、これを鍵やかばんなど、しまい忘れたり置き忘れたりしやすいものに取り付けておけば、iPhoneを使ってそのものの場所が分かるというものです。探したいものの近くにiPhoneを使っている人がいれば、世界のどこでも探し出すことができます。バッテリー電池はどこでも買える電池を使って1年間ほど使い続けることができるそうです。
犯罪に利用？AirTagを他人の車に装着
Ultimate Garage Boss@魔界ｸﾝさんの2023年1月20日のツイートで、このAir Tagが犯罪に使われている可能性があるとして、注意喚起をされていました。レクサスLXの下回りに、何者かが仕掛けたAir Tagがケースに入れて、車の下の手の届く範囲に磁石でくっつけられていたそうです。
画像：Ultimate Garage Boss@魔界ｸﾝさんのツイートより引用
このケースの中から出てきたAirTagです。ケース蓋にBと書かれているので、AとかCが他の車にも付けられているのではと、推測されていました。取り付けられていたレクサスが現在どこにあるのかを設置したものに常時知らせているわけで、犯行の機会を伺っているのかもしれませんね。どこに行っているのか、行き先を探るために使われていたのかもしれません。
iPhoneのトラッキング通知に注意
今回はたまたま盗難などの被害に遭う前に気づかれていたようです。気づいたのは、AirTagはあなたと一緒に移動していますというメッセージからだそうです。偶然iPhoneとAir Tagを所持していたのでしょう。自分とペアリングしていないAirTagがあると出てくるメッセージで、トラッキング通知というみたいですね。iPhoneユーザならこれで気づきそうですが、Androidユーザ等iPhoneユーザ以外は実際に目で確かめないと気づかないでしょうね。
自動車以外にも他人が自分のものに勝手に取り付けて動向を探ろうと利用してくる場合もありますので、AirTagというものの存在を知らない人は危険かなと思います。もちろん本来はとても便利なものですが、悪用される可能性もあるという事を知っておいて欲しいです。