2025年またセクストーション詐欺被害増加、現金支払いを要求されたらどうするか

2025年3月24日

Contents

1. SNSからLINEへ。美女からビデオ通話に誘われる。
2. 被害に遭った時の対処方法について
- 2.1. 現金を送らない、これ以上送らない
- 2.2. 連絡を絶ち、警察などに連絡する
3. 男性だけじゃない、女性も狙われる
- 3.1. 女性は動画を延々と搾取される
4. 都道府県の警察サイトリンク

SNSからLINEへ。美女からビデオ通話に誘われる。

セクストーションとは

セックス（性的）とエクストーション（脅迫）をかけた造語です。あなたの個人情報と、恥ずかしい画像・動画を入手し、それをもとに脅迫をかけ、現金を要求されます。2022年9月ごろから被害が発生しだし、私は2023年に動画を作って注意喚起したのですが、2025年になってまた被害が増えだしたようです。

同じようにセクストーション詐欺に遭われたり、誘われた経験などありましたら、手口や対処方法などコメントでお待ちしております。

セクストーションの知名度が低いのか

他の投資詐欺や、偽セキュリティー詐欺などに比べて、この「セクストーション」という名前の知名度が低いのではないかと思います。ですので、予備知識がなく、例え被害に遭った後検索しようとしても「セクストーション　被害にあったら」とは検索せず、「ライブを録画された　現金要求されている」といった感じで検索していることが多いのではないかと私は予想します。それで初めてセクストーションという名前がある事を知る人も多いのではないでしょうか。

テレビなどのメディアでも、このセクストーションを扱った報道は見た覚えがないです。私が見ていないだけで、やっていたのかもしれません。また、警察署のサイトを見てもセクストーションの注意喚起を行っている警察署のウェブサイトは2023年2月では大阪府警のみでした。2025年ではほかの警察署ウェイブサイト上やほかの公的機関でも注意喚起を行っておりました。

セクストーション詐欺の手口例

改めて、セクストーションの一般的手口の例です。他のSNS詐欺同様、ダイレクトメッセージからLINE交換を行ってくるやり方が多いです。SNSは、Facebook、Instagram等。特にFacebookは、実名でされている方が多いので、まず本名という個人情報が簡単に入手できます。

詐欺師は若くてきれいな女性を装い、あなたとLINEでビデオ通話を要求します。LINEに限らず、アプリをインストールするよう指示されることもあるようです。そして、カメラの向こうで「怪しからんこと」を始めます。「あなたも一緒にどうぞ」と、あなたにもいかがわしい行為をライブで見せるように勧めてきます。あなたがその要求に応じ、ハズカシイ行為をカメラの前で行えばそれは録画されています。ここまでそろえば、詐欺師はそれをもとに現金を要求してくるわけです。

あなたのSNSで友達登録している人一覧を出してきて、この人たちに今録画した動画を送信されたくなければ現金を送るよう言ってきます。現金の要求方法は、ビットコインでの送金であったり、コンビニ等でアップルのカードを買ってくるように要求したりする方法があるようです。

被害に遭った時の対処方法について

動画に撮られたことが、怪しからん行為の内容がため、知人や家族に相談はしたくないでしょう。ですので、詐欺師の要求に折れてしまう気持ちも分からなくもないですが、このまま脅迫し続けられていては何も解決できません。警察や、専門機関に相談してみることをお勧めいたします。

現金を送らない、これ以上送らない

現金を要求されても、その要求に応じてしまってはいけません。もし現金を既に渡してしまった場合はこれ以上要求に応じないようにしてください。

連絡を絶ち、警察などに連絡する

相手との連絡を遮断しましょう。相手をブロックしましょう。相手に電話番号を知られてしまっていたら、あなたの契約している電話の設定で海外からの電話着信をできないようにしてください。そして相手との連絡履歴をスクリーンショットなどで記録しておきましょう。それを証拠として、警察に届けることをお勧めいたします。