暗い部屋で読書、近視の直接の原因にはならない

2018年9月13日

「昔言われてた事、実は嘘だったり良くない事だった」って結構あるよね

有名なところでは、うさぎ跳び、運動中に水を飲むな、お風呂でお湯に肩までつかれとか。現代では良くない事と否定的ですね。その中の一つ、「暗い所で本を読むな」ってのも良く聞く話です。夜は部屋を暗くして、卓上蛍光灯一つ明かりをつけて読書してたら、視力が低下するというもので、よく言われたものです。

直接禁止の原因にはならないが、目に良くないのは確か

暗い所を見るとき、目の瞳孔が大きくなり、逆に明るい所を見るときは瞳孔が小さくなりますよね。暗い所で読書しているとこの運動が激しく、目を酷使する結果になります。これが「暗い所で読書するな」の所以です。ですが、視力が下がるということはないそうです。視力が下がるのは、近くのものを長時間見続ける事が原因だそうです。

私の近視は1980年代のパソコンが原因です

テレビゲームはテレビ画面から遠く離れてやっていたから、そんなに原因になってないと思うのですが、パソコンの場合はやっぱり近くで見ないと文字が読めないのでディスプレイにかなり近づいてました。しかも当時のパソコンのディスプレイは現代みたく鮮明な文字じゃなくてにじみがあったので余計目が疲れる原因になりました。小学3年生の時視力1.5あったのが小学5年生であっという間に0.3ぐらいになったのを覚えてます。最終的に0.1になり、現在もそのままです。

当時、緑色は目に優しいということで緑色の発色をするディスプレイがありました。グリーンディスプレイと呼ばれており、カラーディスプレイよりも安価で、ビジネス向けにはこちらを利用している場合が結構ありました。私は小学生でしたが、目に優しくて家計にも優しい(?)グリーンディスプレイを購入しました。でも、これも実は特に目に優しい効果がなかったようですね。

NEC PC-6001
私が最初に触ったパソコン、NEC PC-6001

現代では、バーチャリアリティーを利用して視力回復も研究されて実用化されているらしい

VR動画は、パソコンのディスプレイよりもずっと近くに画面がありますが、VRを利用して視力回復をしようという研究があり、そしてすでに実用化されてます。ですが、まだ研究段階で効果には個人差もあるようで、今後の研究に期待ですね。