公式ではサポート終了の古いスマホでAndroidバージョンをアップグレードする

2023年10月25日

2013年発売スマホを2023年に使う

手持ちの2013年発売機種、ドコモ スマートフォン GALAXY J SC-02Fを2023年、2024年も使いづづけられるか。SC-02Fは最終の更新がAndroid5です。Android5は、LINEも2023年11月1日より使えなくなり、GooGle Chromeも94を最後に最新バージョンをインストールできない状態です。

買い換えろというのはごもっともな意見ですが、私はスマホの超ライトユーザーです。無くても特に困らない程です。できるだけ安く済ませたいので、ずっとAndroid5のまま使ってきましたが、調べるうちにカスタムROMを使って新しいバージョンのAndroidに強制的にアップグレードさせることができるとわかりました。結果、Android11へのアップグレードを1時間程度で全行程は終了しました。

SC-02Fに限らず、新しいAndroidを搭載することができる機種は他にもあります。詳しく紹介されているサイトはたくさんありますので、やり方はリンク先を参照ください。リンク先サイトと当ブログは関係がございませんので、ご了承ください。

AndroidOSを入れ直すなら、Droidkid

Androidスマホのトラブル解決アプリ

Droidkid(ドロイドキッド)は、Androidデバイスで起こった不具合を解決するためのWINDOWSとMacで使えるソフトウェアです。主な機能は、

  • 画面ロック解除
  • FRPロックをバイパス
  • バックアップせずうっかり消してしまった等のデーターの復元
  • スマホが壊れた時に重要なデーターの抽出
  • ルートなしでのシステム修正
  • Androidスマホのデーター管理
  • Androidバージョンを選んで再インストール
  • システムの不要ファイルを削除して保存容量を確保

があります。ですが、これではSC-02FにAndroid5のインストールは出来ますが、それ以上のバージョンを強制的にインストールすることはできません。単にOSを再度インストールしたい場合は無料でも3回まで使うことが可能です。

古いスマホに新しいバージョンのOSをインストールをする方法

WINDOWSPCが必要

PCからファイルをスマホに転送したりするため、スマホとUSB接続するWINDOWSPCが必要になります。私はWINDOWS10のPCを使用しました。

インストール前に知っておきたい事と注意点

スマホのバックアップをとることはもちろんです。私が気が付いた点としては

  • ワンセグが使えなくなった
  • 初期の状態では日本語入力ができない
  • 途中でバッテリー切れを起こさないように注意
  • PCのGoogle Playからアプリをインストールできないかも。手持ちのデバイスに対応していないと言われる。
  • 失敗して何かあったとしても自己責任

といったところでしょうか。表示はすべて日本語なんですが、日本語入力にはGooGle Playから日本語入力のアプリをインストールして解決しています。超ライトユーザーが気づいた点ですので、もっといろいろあるかも知れませんので、お気を付けください。

やり方を書かれたサイト紹介

ちょうどSC-02Fで説明されているサイトがあります。MVNO格安SIMで節約スマホ生活さんの記事、GALAXY J SC-02FにカスタムROM(LineageOS)Android10を入れてみたを参考にさせていただきました。途中でスマホの動作がインストール完了時に停止してしまい、電源バッテリーを抜いて充電ケーブルも抜いて再起動したことがありました。

ダウンロードしたファイルやソフトウェアに、記事を書かれていたときのバージョンよりも新しいバージョンがある場合、いずれも最新のバージョンを使用してみました。

LinegeOS18.1
途中経過です。
LinegeOS18.1
ブログの説明通りに操作すると・・・
LinegeOS18.1
ここまで合計1時間ほど要しました。
LinegeOS18.1
見事、SC-02FでAndroid11の起動に成功しました。この後、日本語入力のためにGooGle Playから日本語入力アプリをインストールし、LINEもインストールをすることができました。これで2023年11月以降もLINEを使う事は出来そうです。ワンセグは使えなくなったようです。

スマホの性能による動作に問題はないか

現在のところ以前Android5を使っていたときと比べて、動作が遅いことは今のところありません。LINEがよく強制終了するようなことはありますね。ワンセグが使えなくなること以外に何か気づいた点があったら追記します。2024年9月10日追記しました。

アプリのカメラでピントが合わせられない

PayPayアプリを利用するとき、本人確認として免許証やマイナンバーカードをカメラで撮影します。その時、どうしてもカメラアプリのピントが合わないのです。他のアプリでも、同様にカメラのピントを併せられなくなるのかもしれません。最初から入っているカメラアプリでは、そんなことはないのですがPayPayアプリでは不具合となりました。

緊急地震速報を受信できない

このような日本独自のサービスには対応しておりません。緊急地震速報が受信されません。おそらく、Jアラート等も受信されないのでしょう。私は替わりにNERV防災アプリをインストールしました。

PC版Google Playに対応するデバイスから外される

PCサイトのグーグルプレイから、アプリをインストールしようとすると、デバイスをお持ちでないようですと言われてしまいました。スマホのGooGle Playからインストールしましょう。