ゲームセンターで将棋、昔のコンピューター将棋は本当弱かった
コンピューターのゲームジャンルで昔から人気の将棋
将棋をコンピューターと差せる。8ビット時代のマイコン(パソコン)時代からさまざまな将棋ソフトが1980年ごろから出てました。ですが、この時代は現代のAIを駆使して人間のトッププロにも勝ってしまうようなものではなく、実力は大変弱い者でした。ただ、コンピューターが将棋のルール内で駒を動かしているだけですごいと思った時代もありました。弱い将棋ソフトといえば、ファミコンの内藤九段の将棋指南を思い出す人も多いかと思います。それよりも前にアーケードゲームの将棋ゲームがゲームセンター等で稼働していました。
将棋のアーケードゲームでインターネットアーカイブにアーカイブされているものは以下の3作品しか見つかりませんでした。
基本キー操作
5キー コインを入れる
1キー ゲームスタート
Pキー 一時中断・ゲーム再開
カーソルキー 駒の選択に使用
左CTRLキー 駒を選択、移動先確定等
左ALTキー ゲームごとに説明します。
将棋(アルファ電子)
1982年。和暦で言えば、昭和57年のコンピュータ対戦将棋です。この時代はまだコンピュータにアマ初段の将棋も指させることができなかったでしょう。さらに、ゲームセンター仕様なので、長考するわけにもいかないでしょうから、実力は相当弱いでしょうね。勝って普通、何手で詰ませるかを競う時代です。2コインで1ゲームプレイできます。
左ALTキーは、駒を選択する時に押すと、持ち駒台に移動でき、駒を打つときに押すと、成りになります。左CTRLキーで成らずになります。
将棋パート2(アルファ電子)
1982年。思考アルゴリズムに変更があったのかな?画面も初代とほぼ同じようです。連勝記録がタイトル画面に表示されるようになりました。あと、1コインで1ゲームできるようになってます。
左ALTキーは、駒を選択する時に押すと、持ち駒台に移動でき、駒を打つときに押すと、成りになります。左CTRLキーで成らずになります。
将棋の達人(SNK)
1995年。本将棋以外、はさみ将棋もプレイできます。対戦相手の顔が全て実写で動きます。本将棋では、達人トーナメント戦というものに参加し、トーナメント形式で戦います。プレイヤーは最初の対局相手、先手・後手、平手・駒落ちを選択できます。対戦相手を駒落ちさせることはできません。
左ALTキーは、キャンセルに使います。
おてなみ拝見(Success)
1999年。このゲームは将棋の他、花札こいこい、リバーシ、五目並べ、囲碁、ポーカーとゲーム種目を選ぶことができます。将棋は、コンピューターとの対戦の他、2人プレイも可能です。将棋1人プレイの場合、対戦相手をレベル1から8までの強さで選ぶことができます。左ALTで一度持った駒を戻す事が出来ます。ゲームの動作はほぼ問題ないのですが、起動させるまでの読み込みに時間がかかります。
続おてなみ拝見(Success)
2001年。ゲーム動作は、音楽がやや重い程度で問題ないのですが、起動までの読み込みに時間がかかります。このゲームは、将棋以外に3人打ち麻雀、ビリヤード、チェスと、ヘキサイトと、いろいろなゲームから選択できます。将棋は前作に比べ、アルゴリズムが一新と書いてあります。