株式会社アイヴィジットから国民年金未納の通知書が届いたら
アイヴィジット・NTT印刷共同企業体より、国民年金保険料納付状況のご案内
株式会社アイヴィジットとは
株式会社アイヴィジットという会社が、日本年金機構から委託を受け、国民年金保険料の納付のご案内を令和5年5月１日～令和8年4月30日の期間で実施しているそうです。国民年金が未納になっていたことが合ったり、現在未納の方には、案内のはがきが届いているかと思います。私も案内のはがきが届きました。赤字で、国民年金の大切なお知らせですと書かれており、株式会社アイヴィジット 国民年金窓口が差出人になっています。
この民間企業の名前、これまでは存じませんでしたが、信頼できる会社のようですね。ハガキが届いたのが8月4日、8月15日までにご対応くださいとなっています。もし詐欺ならば、即日の対応を迫られる場合がほとんどですね。ネットで調べても、これは悪質な詐欺ではなく、信頼できるはがきであることがわかります。
はがきは袋とじになっていて、裏面はこのようになっています。国民年金が未納の場合、今までこのような民間企業から案内が来なかったので、不審に思えましたが、このはがきは本物です。アイヴィジットのサイトでは、年金サイトもあり、国民年金保険料納付のご案内、年金の仕組み、Q&A、各種申請・届け出様式のダウンロードを行うことができます。
情報が古いので本当に支払ってないか、確認が必要
袋とじをあけ、はがきの中を見てみましょう。8月4日に到着したのですが、7月7日現在、国民年金保険料が未納とのこと。私は7月7日丁度その日に支払いをしていました。コンビニで支払っており、その領収書も残っております。未納月数、未納金額合計も記載されており、令和何年の何月分が未納で、その金額と併せて記載があります。これも全て正しい数字でした。ですが情報が古いですね。約1か月前の情報を基にはがきを送ってきているようです。支払ったのでは？と疑問に思いましたら、領収書を見てみたり、ねんきんネットで支払い状況を確認したほうが良いですね。ねんきんネットは、マイナポータルからも確認できます。間違えて支払った年金をまた納付した場合、還付されますが手間ですからね。
はがきの裏面
はがきの裏はこのようになっております。経済的に保険料の納付が困難な場合、国民年金保険料を未納のままにすると、という内容が書かれていました。またこのはがきは、納付用の振替用紙に使用できませんでした。納付用の用紙は国民年金機構から前もって別の封筒で届いていると思います。この国民年金機構から届く国民年金の振替用紙も既に納付済みのものが届くことがあるのですよね。ねんきんネットを使っていない方は、支払いをした金融機関やコンビニなどの領収書を取っておくようにしたいものです。
日本年金機構のサイトにも、民間委託の案内あり
日本年金機構サイト内、国民年金保険料のご案内は、民間事業者に委託していますによりますと、株式会社アイヴィジットの名前がしっかりと記載されていますね。東京都（多摩地区）、山梨県、北海道、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、長野県、千葉県、富山県、石川県、愛知県が担当地域なのですね。他の地域では、株式会社バックスグループという会社が、埼玉県、神奈川県、静岡県、岐阜県、三重県、福井県、滋賀県、京都府、兵庫県、大阪府、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、沖縄県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県を担当されているそうです。