【eBASEBALL】野球ゲーム「パワプロ」のプロが存在する

2018年11月22日

野球ゲームの代表格、コナミのパワプロにプロゲーマーによるプロリーグがある

2018年開幕されたプロリーグといえば、麻雀のMリーグ、卓球のTリーグあたりをすぐに思い浮かべそうですが、最近になってテレビゲームのプロの世界にコナミのパワプロを使用したプロリーグeBASEBALLが開幕したことをご存知でしょうか。

eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」は、日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメントによる共催のeスポーツリーグです。(eBASEBALLパワプロ・プロリーグ公式サイトから引用)

リアル世界のプロ野球がシーズンオフのこの時期、来シーズンまでの間にこのもう一つのプロ野球ペナントレースで盛り上がっても面白いですね。

実在球団12球団に3人のプロゲーマーが所属してペナントレースを戦う

ちゃんとプロテスト、ドラフト会議を経て指名された各チーム3名ずつのプレーヤーが、セリーグ、パリーグに分かれてペナントレースを戦っており、プロ野球で言うクライマックスシリーズや日本シリーズも存在します。1試合6イニング制、延長は9回までと、プロ野球のルールと違うところもありますが、eBASEBALLの詳しいルールや規定は大会規則をご覧ください。

パワプロのプロになれる条件とは

ゲームの腕前が抜きんでているのは当然ですが、15歳以上で義務教育課程を修了している、未成年の場合は親や法定代理人の承諾が必要、日本国内に居住している事などの条件があります。外国人でも規定に違反していない場合はプレーヤーになれるようです。

観戦は無料で誰でもできる、実況解説陣がすごい人選

観戦は生中継ですることができ、事前申込者が優先されるようですが、当日エントリーでも可能です。すごいのは実況と解説を担当する顔ぶれ。実況は、実際にプロ野球実況を行っているアナウンサーが行い、解説は元プロ野球選手が行っております。プロ野球OB解説陣には、真中満、多村仁志、ギャオス内藤、里崎智也、江尻慎太郎、森本稀哲氏等の名を見ることができます。何とも豪華な顔ぶれですね。

開幕戦は巨人阪神の伝統の一戦、Youtubeでも見られる


パワプロ・プロリーグ 2018 開幕戦 『読売ジャイアンツ vs 阪神タイガース』

eBASEBALL
左が読売ジャイアンツのプレーヤー、てぃーの氏で、右が阪神タイガースプレーヤーのベルガモット氏。プレーヤーの表情も見ながらゲーム画面を観戦することができます。パワプロのゲーム特性や専門用語についても画面中央下で解説してくれるので、あまり詳しくない人でもわかりやすいですよ。