生成AI GOを画像生成初心者が使ってみる。

2023年8月16日

高品質な画像/動画を生成するウエブサービス

初心者でも生成AI GOの使い方が分かるか

生成AI GOとは、サイトの説明から引用しますと、
高性能な画像生成AI「Stable Diffusion XL 1.0(SDXL 1.0)をWEBブラウザー上で気軽に活用できる製品です。画像生成に必要なGPUサーバーとエンジニアリングスキルが必要がありません。登録してプロンプトを入力し簡単な任意の設定をするだけで高品質な画像/動画を生成できます。
とのことです。2週間は無料で使用できるので、初心者である管理人が、この2週間の間にどれほど使えるようになるのか、試してみました。

とりあえず、サイトの申し込みはこちらから、Lite PLANを選択し、無料お試し期間を始めるで、登録しました。一番安いプランである、Lite Planは、月額1100円になるそうです。2週間以内にキャンセルすれば無料です。支払いにはクレジットカードを使用します。

トップ画面

ログインをして、最初の画面は以下のようになります。
生成AI GO
生成AI GOと左上に書かれているロゴ下に、タブがあり、main、Model files、image List、infoとあります。最初はmainになっていますが、infoをクリックしますと、英語と日本語でサポート情報が出てきます。チュートリアルページを開いてみます。SD WebUI 初回チュートリアルというページが開きます。このチュートリアルによりますと、ログインして上の画像になって最初にやるのは、Disable extensionでDisableしたい機能を選択くださいとの事。日本語にすると、無効にする機能を選んでくださいということですね。
Disable extensions
このリストボックスを展開すると、いろいろと選択肢が出てくるのですが、初心者の管理人にはよくわかりません。チュートリアルによれば、Easy slectorを選択すれば良いようです。Easy Selectorは、リストボックスの中にあるのではなく、Disable extensionsの下にあります。
Easy Selector
ここは、Beginnerで良いのかな?初心者なので、ビギナーにしておきましょう。すると、自動で無効にする機能が選ばれるようです。
Disable extension
次に、画面左下のStart Appをクリックします。チュートリアルにも書かれていますが、30秒ほど起動にかかるそうです。画面右側のActive Listが、下の画像のようになります。
Active list
一番下の青いリンクをクリックします。いつまでたってもBootingのままで動かないときは、Stop App右の青色の更新ボタンを押してみてください。

テスト画像を生成してみます

Stable Diffusion
上の画像、Stable Diffusionという画面が読み込まれました。Stable Diffusionとは、生成AIを使用する際に使用されるテキストによる指示のことだそうです。この画面で、どのような画像を生成するのかを決められるようですね。チュートリアルにある、テスト画像を生成してみようと思います。
テスト画像
このような画像が生成されれば、テスト成功です。上手くできるでしょうか?チュートリアル通り、txt2imageタブの一番上にあるテキストボックスに、
masterpiece, 1girl, (high school uniform:1.4), smile, (starry sky:1.6), blonde hair blowing in the wind, oceanをコピーペーストします。どうやら1人の女の子、高校制服、笑っている、金髪が風に吹かれている、海と書いてあるようですが、初心者にはまだ書式が良く分かりませんね。これは書式を後で学習する必要があるのかな。

調べたところ、単に英単語を並べているようです。最初のほうに書いている単語が優先され、カッコで区切っているものは、重要な単語だそうです。最後にあるコロンと数字は、その重要度だそうです。つまり、高校制服は他の単語よりも、1.4倍重要な言葉で、星空は1.6倍重要だと指示しているみたいです。masterpieceは、日本語で傑作の意味です。
txt2image
次にプロンプトにあるテキストボックスにも、
(worst quality, low quality, normal quality, trembling:2)
をコピーペーストします。これで、Genarate(生成ボタン)をクリックすれば、画像が生成されるそうです。やってみます。
生成された画像
このようになりました。テスト画像のように、アニメの女の子ではなく、実写のような女の子画像になりました。どこか設定が違ったのかな。指示した文章、1人の女の子、女子高生の制服(?)、金髪が風に吹かれている、背景が海は、合っていると思うのですけどね。もう一回同じ条件で、Generateをクリックしてみました。
生成された画像
このようになりました。ここから細かい指示を与えて、微調整できるようですが、まだまだ使いこなすのには時間がかかりそうです。初心者には高性能な機能を使いこなすには、勉強が必要なようですね。以上、生成AI初心者が生成AI GOをとりあえず使ってみた実践でした。これからもっと使い方が分かってきたら、追記していきたいと思います。

生成される画像の実写、アニメ風を切り替える方法

Stable Diffusion checkpointを変更する

切り替えるときは、Stable Diffusion checkpointを変更するようです。一番上、左側にあります。
Stable Diffusion checkpoint
このリストボックスを切り替えると良いようです。
Stable Diffusion checkpoint
いっぱいあってよくわかりませんが、最初にillustとあるものを選択してみましょう。選択すると、ダウンロードが始まります。今回は、illustで最初にある、illust/awybravedawn_W07v1.safetensors[af389ec08a]を選択して、生成してみました。生成した結果は
イラスト風画像生成結果
アニメ風の画像が生成されました。これは、モデルと呼ばれるものみたいです。モデルを切り替えて、生成したいイメージに近いものを選択すれば良いようです。

最初がanimeのもの、今回はanimeで一番上にある、anime/animagineXL_v10.safetensors [6f4f816f9d]を選択してみた結果は
anime/animagineXL_v10.safetensors [6f4f816f9d]
このようになりました。

最初がrealisticのもの、一番上にあるrealistic/appIcons_v2.ckpt [ff339dc81a]を選択して生成すると
realistic
このようになりました。

初心者が思ったそのままの画像を作るのは結構難しい

個人の感想ですが、思い描いたそのままの画像を作ってもらうのには、かなり難しいです。Stable Diffusionに適切な、詳細な指示をして、何度か生成を繰り返していくわけですが、その指示の仕方が難しいので勉強をする必要があると思います。初心者が簡単にどんな画像も思いのままというわけにはいかないと思います。自分の頭にイメージした作品が、なかなか出来上がらないので私も試行錯誤することがあります。コツを掴めば、少しは改善されていくかなと思います。

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