アドセンス広告の場所にギャンブルサイトやビットコインが表示される場合に確認すべき点

2023年2月22日

ブログ等に海外の怪しい広告が表示される場合

最近拡張機能をインストールしませんでしたか?

GooGle Chromeを使っていて、このブログ等のサイトを見ていると、以下のような広告ばかり表示されませんか?
グーグルアドセンスの場所に海外の広告が入る
SLOT ONLINE TERPERCAYA FLEX188
スロットのリール、コイン画像等がある、オンラインカジノ?のバナー広告
グーグルアドセンスの場所に海外の広告が入る
Antivirus protection is turned off! FIX THE PROBLEM
いかにも詐欺のセキュリティーアプリの広告
グーグルアドセンスの場所に海外の広告が入る
ビットコイン画像や、女性の腹ばいに横たわる画像が連なったバナー
グーグルアドセンスの場所に海外の広告が入る
Betika! www.betika.cd
ブックメーカーサイト?の広告バナー

これらが本来、グーグルアドセンス広告が表示される場所に表示される。よく見ると、一瞬グーグルアドセンス広告が表示されたその上に上書きされてから上の広告に書き換わる現象。これらの広告はグーグルアドセンスとは無関係です。私の場合は、GooGle Chromeにアドウエア付の拡張機能を入れたものでした。最近拡張機能を増やしたりしていませんか?とりあえずWordPressをハッキングされて乗っ取られたり、書き換えられたようではないみたいです。

GooGle Chromeの場合、GooGle Chromeの設定(画面右上の、黒い点が縦に3つ並んでいるアイコン)から、設定、拡張機能と選んでいき、余計な拡張機能を無効、削除可能です。他のブラウザの拡張機能でも同様のものがあると思いますが、私の場合は動画をダウンロードできるという拡張機能、video portal savingと言うものが原因で、それを削除して直りました。

この情報は検索しても出てこなかったので、余り被害に遭っている人は少ないのかなと思います。海外の怪しいサイトで拡張機能のダウンロードへと誘導されたりした場合、このような悪意のある拡張機能をどこかでインストールしてしまう場合もあります。広告を書き換えるだけではなく、PCの情報を操作している場合もありますので、削除しておきましょう。

怪しい広告バナーをクリックすると

これらの広告バナーのリンク先をクリックしてみました。いずれのバナーも、以下のようになりました。
グーグルアドセンスの場所に海外の広告が入る
Example Domainと表示され、広告先のサイトには接続されませんでした。既に広告配信元が広告を廃止しているのか、存在しないのか。悪意のあるサイトに接続されることは無いようでしたが、今後どうなるかはわかりませんね。