マイクロソフトセキュリティーアラームという、偽警告画面詐欺が表示された場合の対処方法

2023年1月8日

Microsoft security alarm詐欺が出現したら

Google chromeを使っていたら、警告画面に変わってアナウンスが流れた

たまに現れる、偽セキュリティー警告詐欺画面です。Google Chromeを使っていると出てくるのですが、他のブラウザでも出るのでしょうか。ずいぶん昔から見る詐欺画面ですが、2023年現在になっても多少の画面デザインの変更やバリエーションがありながらも、見かけることがあります。
microsoftsecurityalarm
これが出ると、女声で「マイクロソフトセキュリティーアラーム」と、話し始め、45秒話したのち、同じ内容の繰り返しが延々と続きます。そしてマウスの操作ができなくなります。(一部できるところあり)内容は、ウイルスに感染したので、サポートを受けるために電話してこいという、偽セキュリティー会社の詐欺です。この画面は、正規のセキュリティーソフトであるMicrosoft Deffenderを動かしていても出てきます。

アナウンス全文

マイクロソフトセキュリティーアラーム。エラーナンバーDW6VD36。あなたのPCはダイニ‐バンクトロイアに感染しています。このウイルスは、クレジットカード情報、フェイスブックのパスワード、その他の個人情報を、リモートIPアドレスを通してハッカーに送信します。フリーダイヤルで当社にいますぐお電話ください。我々のマイクロソフトサポートエンジニアが、お電話でウイルスの削除方法をお教えします。お電話される前にこのページを閉じた場合、我々は当社のネットワークが更にダメージを受けないよう、パソコンを無効にし、サイバーセキュリティーにレポートします。

以上がアナウンス全文です。フリーダイヤルと言われてますが、書かれている電話番号(050-5532-8197)はフリーダイヤルではありません。画面を消そうにも、×印をクリックできないです。ナンバーDW6BD36と書いてありますが、アナウンスでは、ナンバーDW6VD36と聞こえました。ダイニバンクトロイアとは存在しない言葉で、それらしい名前を勝手に作ったものだそうです。

画面の消し方、グーグルクロームを終了させる方法

この煩わしい詐欺警告画面を消すには、グーグルクロームを終了させましょう。PCのCTRLキーとALTキーとDELETEキーを同時押しして、タスクマネージャーをクリックして起動します。
グーグルクロームをクリックして選択した状態で、タスクの終了をクリックすれば終了です。

電話はかけない、相手にせず終了する

この電話番号は、無料ではありません。電話するだけ無駄な電話代と時間がかかるので、出てきたら相手にせず、ツイてないと思いブラウザを終了させましょう。もしも電話すると私の憶測では、カタコトの日本語な人が電話に出て、コンビニでアマゾンカードとか、買い物をさせられるのではないでしょうか。そしてそのコード番号を教えろと言われると思います。