2018年10月13日 3回新潟1日目 サラ系3歳以上500万下で周回誤認の大事件
競輪、競艇では、たまにきく周回誤認。周回誤認とは、まだゴールには走る距離があるにも関わらず、選手・騎手が間違えてゴールしたと思って速度を落としたりすることを指します。競輪では、ゴール前ではないところでハンドルを投げる行為も該当いたします。競馬でも周回誤認が起こってしまいました。その取り返しのつかないとんでもないことをやってしまったのは、今年デビューした若手騎手で、山田敬士騎手でした。
ゴールまで残り1周手前でムチ、この辺から違和感が現れた
7枠9番ペイシャエリート騎乗で、単勝2番人気でした。動画の53秒、残り1周の手前なんですが、ここから山田騎手がムチ全開。これはどう考えてもおかしいですね、いやな予感がします。
動画の1分22秒あたりから、コース外側にそれていき、ウイニングラン気分で走っているのがわかります。
動画の1分32秒あたり、8番のファイトアローンに抜かれた辺りから、おかしいと思い始めたでしょうか?しかし時すでに遅しですよね。結局12頭中12着、最下位に沈んでしまいました。
レースの動画
《周回誤認?! 山田敬士がやらかした!》2018/10/13 新潟6R 3歳上500万下
山田敬士騎手も周回誤認を認め、騎乗停止処分に
山田騎手はこの周回誤認により、日本中央競馬会競馬施行規程第147条第19号が定める「競馬の公正確保について業務上の注意義務に違反した者」に該当するとして、レース翌日から2019年1月13日までの3ヶ月間の騎乗停止処分を決定されました。山田騎手は調教師から絶対先行しろと指示を受けており、逃げるのに必死で周回がまだ残っていることを頭の中から飛ばしてしまったと語っております。単勝2番人気を背負いながら、こんなことをされたら馬券を購入されていたお客さんもたまったものじゃないですね。車券、馬券を買う私も、良く気持ちがわかります。