1959年めばえ8月号付録、ぴっきいちゃんのうた入りソノシートを再生
小学館でオバQ、ドラえもんの前世代人気キャラクター、ぴっきいちゃん
1959年に小学館から幼児向け雑誌めばえが創刊されて、当時子供たちに人気のキャラクターだったぴっきいちゃん。ぴっきいちゃんのうた入りソノシートをレコードプレーヤーで再生した動画がアップロードされてました。まだ私は生まれていない年ですので、当時の掲載雑誌を見たこともございませんが、キャラクターの名前だけはしっかり覚えておりました。何ででしょうね?家にキャラクター商品でもあったのかなぁ?
ソノシートとは
普通のレコードは、固いプラスチック素材でできておりますが、ソノシートは薄いプラスチックでできており、本の付録などにも利用されておりました。その前は、紙でできたものもあったようです。現代で言えば、本についてくるCDやDVDみたいな感じでしょうか。雑誌によっては、付録でレコードプレーヤーも紙製で自作したりしてソノシートを聞けるようになってました。もちろん家庭のレコードプレーヤーでも再生できました。
ぴっきいちゃん
ぴっきいちゃんのうた
題名:めばえ8月号ふろく
新作童謡レコード
内容:1.ぴっきいちゃんのうた 2.かえるのかあさん
作詞:高木としみ
作曲:小山内たけとも
うた:片桐和子
制作:朝日ソノラマ
新作童謡レコード
ぴっきいちゃんのうたの歌詞ですが、私の耳で聞こえた歌詞ですので、違っていたら申し訳ございません。
ぴっきいちゃんのお家にいるのは誰 それはね おじさんとお姉さんだよ
ぴっきいちゃんのお友達は誰 それはね お隣の象さんだよ
ぴっきいちゃんの大好きなものは何 それはね バナナとイタズラなのさ
レコードのパチパチという雑音が、CDにはない味わいを感じます
CDで聞くきれいな音ももちろん良いのですが、こういう昭和のロマンを感じさせる、レコードプレーヤーのパチパチという雑音、懐かしくていいですね。私は1970年代の生まれなので、この雑音もリアルで聞いていたのですが、youtubeで久しぶりに聞いて、幼年のころを思い出しましたw
昭和35年にTBSで人形劇も放送していた
西村知美さんの公式ブログでも紹介されていますが、昭和35年には人形劇もやっていたようですね。もちろん私は生まれていないのですが、当時のテレビフィルムは高価すぎて使いまわしが当たり前ですから、当時のVTRなんて絶対見られないでしょう。私の知っているテレビ人形劇は、NHKのプリンプリン物語、読み切り三国志ですね。読み切り三国志は、再放送したし、youtubeにも動画があるので今でも見られますけどね。
当時の製作スタッフについて、コメント頂きました
ご自宅のスタジオで、ぴっきいちゃん劇場を制作されていたという当時の事をコメントで頂きました。当時の製作の様子など、コメントありがとうございます。
一部抜粋して、掲載させていただきます。
『ぴっきいちゃん劇場』は我が家のスタジオで製作されていました。最終回は昭和39年で、私が幼稚園から帰ると歌のお姉さんの安田祥子さん(現在の由紀沙織さん)がスタジオ(兼我が家)にいらっしゃるのでとても楽しみでした!
『ぴっきいちゃん劇場』の時代はまだ生放送の時代なので舞台セットや人形をテレビ局まで運ばないとならず、後半、父がアニメーション方式で撮影をしたものを放送しようとしていました。『ぴっきい劇場』のプロデューサーは後々の『サインはV』『アテンションプリーズ』などの土井利泰氏で父の親友でした。
テレビ用の脚本は当時,「ぴっきいちゃんグループ」と呼ばれていた中野健二、佐々木洋子、安田多苗(敬称略)、髙橋克雄で回していましたが、放送回数は700回を超えるものとなりました。
髙橋克雄(私の父です)がもともと小学館の学年誌におはなしを連載していたことから、テレビ化の話となり、小学館の独占番組としてぴっきいちゃんは全国ネットで放送されました。
全文は、ブログ下部、コメント欄にあります。
ディスカッション
コメント一覧
うわー。懐かしすぎる(涙)
なんとなく思い出して歌詞を入力して検索したら、ここにたどり着きました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。歌詞は私の耳で聞こえたものを
書いているのですが、合ってましたでしょうか。
動画を公開してくださった方には、本当に感謝ですよね。
はじめまして。私の分身とも言える『ぴっきいちゃん』について記事を見つけて嬉しくなり、お知らせしたいことがございまして、コメントさせていただきます。『ぴっきいちゃん劇場』は我が家のスタジオで製作されていました。最終回は昭和39年で、私が幼稚園から帰ると歌のお姉さんの安田祥子さん(現在の由紀沙織さん)がスタジオ(兼我が家)にいらっしゃるのでとても楽しみでした!『ぴっきいちゃん劇場』の時代はまだ生放送の時代なので舞台セットや人形をテレビ局まで運ばないとならず、後半、父がアニメーション方式で撮影をしたものを放送しようとしていました。『ぴっきい劇場』のプロデューサーは後々の『サインはV』『アテンションプリーズ』などの土井利泰氏で父の親友でした。
テレビ用の脚本は当時,「ぴっきいちゃんグループ」と呼ばれていた中野健二、佐々木洋子、安田多苗(敬称略)、髙橋克雄で回していましたが、放送回数は700回を超えるものとなりました。髙橋克雄(私の父です)がもともと小学館の学年誌におはなしを連載していたことから、テレビ化の話となり、小学館の独占番組としてぴっきいちゃんは全国ネットで放送されました。などなど、お知らせしたいことがたくさんあり、長くなってしまってすみません!生放送時代のぴっきいちゃんの放送資料、台本や写真など当方に残っており、我が家で育ったぴっきいちゃんをこうして記事に取り上げてくださって本当に感激。何かございましたらご遠慮なくお尋ねくださるよう、どうぞよろしくお願いします!
髙橋佳里子様、コメントありがとうございます。
ぴっきいちゃんは、私が3歳か4歳ぐらいの時に雑誌で見たことがあると思います。
まだ幼年なので、記憶がはっきりしてなくて申し訳ないです。
ただ、名前だけははっきり記憶していたので、どういう番組だったのか、
Youtubeで調べたら、さすがに番組録画はありませんでしたがソノシートを
再生したものを発見して、ブログ記事にしました。
700回を超える放送があったんですね、長い間愛されたキャラクターと
番組だったと再認識しました。最終回は昭和39年だったんですね、
まだ生まれてなかったです。雑誌でしか見たことないはずだ。
いただいたコメントを、本文のほうに掲載させていただきたく思います。
突然のコメントですのにご返信、ありがとうございます!改めて記録を調べてみましたら、第一回放送は36年7月17日でした。髙橋がぴっきいちゃんグループに参加したのは53回からで、第1回の頃は滝井純、小川伸夫、ふじたあさや、安田多苗氏らが中心となっていたことがわかりました。先に記した「ぴっきいちゃんグループ」が中心となったのは50回前後からで、ひらがなですが「のじましげこ」の記載もありました。
最終回の打ち上げは我が家のスタジオでダンスパーティをした記憶が私にもあり、その時の若山先生(ぴっきいちゃんの歌の作曲)と楽しそうに踊る由紀さおりさんの写真なども残っていて懐かしく思い出しました。
ブログの中のぴっきいのお人形は撮影用に当初より顔が丸くなっているので中期の頃のものかと。初期の頃のデザインのぴっきいちゃんはかなり細めです。『ぴっきいちゃん劇場』のテレビ画面を写真に撮ったものが残っているので、いつか皆様にお披露目できれば、、、と話が尽きません。突然の乱入、失礼、どうぞお許しくださいませ。これを機に今後ともどうぞよろしくお願いします
第一回放送は36年7月17日ということで、承知いたしました。
本文を訂正させていただきました。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。