その4 慰安旅行は海外でも1泊2日だった

2018年8月1日

三重県、石川県、大阪府、韓国、グアムと段々豪華になる慰安旅行

年に1回、慰安旅行がありました。その時はお店を休むのではなく、3班に分かれて交代で旅行に出かけます。
行先は、まず隣県の三重県の温泉。次の年は、隣の岐阜県の隣になる石川県の山中温泉、その次の年は、韓国で主にロッテワールド、その次の年はグアム島へ。いずれも1泊2日のハードスケジュールでした。
さすがパチンコの売り上げ全盛期、

国内旅行では、三重県の旅館だったかホテルに宿泊した時、そこのゲームコーナーにあったゲームで、払い出しが全て10円硬貨だったのにびっくりしたのが一番の思い出でした。石川県の山中温泉に行ったときは、近くにソープランド街があり、そこへカップルで勤務しているにもかかわらず行ってきて、あるおしゃべりな奴が女の方に話して超険悪ムードになった思い出もあります。私は、全自動卓をレンタルして麻雀してました。大阪の旅行では、生まれてはじめて、食べられなくなるまでカニを食べたのが思い出かな。

韓国では女の誘いと外国人向けカジノあり

ホテルの前で、客引きの男性が日本語で「イイ女イルヨ」と誘ってくる事が多い事・・・。しかも、勤務していた店舗がちゃんと信頼できる斡旋業者を手配しているんです。希望者は言え、でも絶対外で声掛けられてもついていくな、と。私は、希望しませんでした。その位だったら日本に帰ってからお店に行きます。なにしろ名古屋は、そういう面でも充実してましたから。実際に行ってきた人の感想は、「素晴らしかった」そうです。

あと、外国人専用のカジノがあり、みんなそこでプレイしていたのですが私は何もせずに待ってました。日ごろパチンコはしょっちゅう打ちに行くのですが、ここでは何もせず。わからないギャンブルには手を出さない、本当のギャンブラーを気取ってました。待ち時間が暇でした。

グアムでは当時出たばっかりのデジカメで失敗

別に私、カメラ係を仰せつかったわけじゃないのですが、ここに当時出たばっかりのデジカメを持っていきました。

QV-10A
カシオ QV-10A 1996年発売のデジカメ。320×240ピクセル25万画素だそうだ

まあ私もWINDOWS95を使い始めたばかりで、デジカメも初めてだったわけで。パソコンに取り込むと、そこそこ良いものが撮れていると思ったのですが、まだ周りにはパソコンしている人もいない時代でしたし。
それでも私の撮影した写真に期待していた人たちがいて、その人たちに写真をあげるとなると、紙で印刷するしかないわけでした。当時のプリンタで、この性能のカメラで印刷すれば、フィルムカメラを現像したように綺麗になるはずもないです。今思えば、データを渡して「カメラ屋でプリントしてもらって」とでも言っておけば良かったかなと思います。

さすがに海外1泊2日はきつい

それ以外に私は海外に行ったことがありませんが、さすがに1泊2日はきついです。他の班が旅行に行っている間は、人手も3分の2になっちゃうし。