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北朝鮮で女子大生が管理売春、組織の主要メンバーは公開銃殺処刑に

北朝鮮の国旗

北朝鮮でも売春は違法行為

金正恩の怒りを買い、主要メンバー6人は公開銃殺刑に処される

2020年7月、平壌の総合レジャー施設を舞台にした、組織による管理売春が摘発され、主要メンバー6名が金正恩の命令で本来の刑罰を超える公開銃殺刑に処されたそうです。北朝鮮でも売春は違法であり、摘発されるのは珍しくないが、本来死刑になる刑罰が定められていないにも関わらず、今回は将軍様の怒りを買い、公開処刑と相成ったそうです。売春していた女性は、北朝鮮の女子大生で20代前半の女性だったそうです。管理していたのが総合レジャー施設の責任者、有名映画俳優、平壌音楽舞踊大学、平壌演劇映画大学の教授らだったそうです。


平壌音楽舞踊大学 平壌市にある音楽大学

北朝鮮で売春をした場合の罰則とは

北朝鮮で売春が摘発された場合、売淫罪ならば1年以下の労働鍛錬刑となり、罪状の重い者には5年以下の労働教化刑が課せられるそうです。

労働鍛錬刑とは

比較的罪状が軽い者が受ける刑罰です。一定の労働場所に送られ、6か月から最長1年の労働が課せられます。

労働教化刑とは

金正恩独裁体制を脅かすような重罪を犯した者から単なる犯罪者もが処せられ、強制収容所に送られます。男女の別なく過酷な重労働が課せられ、最大1日12時間に及ぶこともあるとか。死んでしまう人も非常に多いようです。

労働教化刑を超える公開銃殺となった理由は

今回管理売春の主要メンバーになったのが、金正恩が大切にしている平壌音楽舞踊大学、平壌演劇映画大学の教授らだったことで将軍様の怒りを買ったようです。法律よりも権力があるのが最高指導者である金正恩であり、彼の言葉は絶対なのです。なぜ今回摘発できたかと言いますと、売春とは知らずについていった女子大生の通報によるものでした。それを司法当局が調査し、金正恩に報告をしたということでした。

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