東京大、北海道大などの研究チームが記憶を薬で回復する実験に成功
世界初、記憶を回復させる効果がある薬を発見されました。東京大学や北海道大学の研究チームにより、めまいの治療薬などに使われているメリスロンという薬を飲むと効果があるようです。アルツハイマー病などの認知症の治療にも効果がある可能性があります。
実験で薬を飲んだ場合に2倍の正解率となる
実験は20代を中心とした健康な男女38人に100枚程度の写真を見せ、約1週間後に覚えているかどうかをテストするというものだそうです。メリスロンを飲んだ場合と飲まなかった場合を比較します。実験の結果、薬を飲むと飲まなかったときに比べて、最大で2倍の正答が見込まれたそうです。
また、忘れてしまった写真が多かった人ほど効果があったそうで、見たかどうか判別が難しい写真程正解率が高かったという事です。
脳内の情報伝達に関わるヒスタミンの放出を促進する
メリスロンは、ヒスタミンという物質の放出を促進する効果があり、記憶を担う神経細胞の活性化が原因ではないかということです。
これから学生の間でも流行しないかな？
これ本当ならば、テスト前の学生に大流行しそうじゃないでしょうか。テスト勉強しても、いざ本番でド忘れしてしまう事は良くあること。せっかく勉強していたのに、思い出せないで失点するのを大きく減らしてくれたら、どんなに助かる事でしょうか。勉強もしていないで正解がわかるわけじゃないから、不正でもないでしょう。この薬、高価な薬でもないようなので、今後そんな流行があるのではないかと逆に心配しております。
薬には副作用がある、安易な服用は避けてください
メリスロンは、主な副作用として、発疹、吐き気、嘔吐などが報告されているそうです。（QLifeのメリスロン錠6mgの基本情報より引用）このブログを見て、薬を試されて何かあっても私は責任をとれませんので、安易な服薬は絶対におやめください。