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KOEI三国志で君主の実子を後継ぎにしたいと思いませんか?その2

張魯

君主の子でありながら、KOEI三国志シリーズ未登場の人物を新規登録したい

正史にも、三国志演義にも未登場ならば、KOEI三国志シリーズにも登場しませんね。ですが君主の子として実在した人物を自分自身で新規登録して、お家の存続をしたいという人のためのまとめです。前回は、陶謙、呂布、劉繇、董卓の実子について書いております。この4君主についてはこちらをご覧ください。

張魯の実子、男子は10人もいる

漢中に勢力を持ち、五斗米道正一教)の師君、張魯ですが、子のうち男子は10人もおります。張魯の没年は216年です。わかっているだけ、名前を書いておきます。

長子 張富 元微
次男 張広 嗣宗
三男 張永 齢宗
四男 張盛 元宗
五男 張溢 立宗
六男 張巨 儒宗
七男 張夢得 文宗

この中で、教団を引き継いだのは張盛です。既に曹操に張魯が降伏しておりますが、張盛は曹操に仕えず、道を修めて第四代正一教天師となったそうです。教団の後継者とみるならば、張盛が跡取りでしょうか。長子である張富については、降伏後に爵位を賜ったことしかわかりません。次男の張広は、風雅で曹操に寵愛されたそうですので、文官並みの能力で良いかと。ゲームにも演義にも登場する張衛ですが、張魯の弟です。演義では、許チョに殺されてしまいますので、ゲームでも張魯より先に亡くなってしまうかな。

張魯は、三国志の時代中盤までは生きている君主ですが、シナリオ後半になるほど他国と差をつけられておりますので、シナリオ後半で張魯生存のまま中華統一は厳しいですね。教団存続のためにも、跡取りの登録をお勧めいたします。

韓玄、趙範に子の記述無し・・・

南荊州の四弱君主といえば、韓玄趙範劉度金旋です。ゲームに慣れてきて、敢えて厳しい条件でのプレイをしてみたいならば、この四人のうち韓玄以外を選ぶ人も多いのでは?韓玄を除く理由は、配下に黄忠魏延がいて、他の3人よりも配下武将に恵まれているからです。4人とも、そんなに若くないので、生存中での中華統一は非常に厳しいのでは?そもそも生き残るのも難しいですけどね。

さて、韓玄と趙範については、子についての記述がありません。いたのでしょうけど、全く不明ではどうしようもないです。魏に仕えていた韓浩は、三国志演義では韓玄の兄という設定ですが、正史では不明です。また余談ですが韓玄は、三国志演義では暗君、暴君に書かれておりますが、正史にそのような悪行の記述はございません。

劉度の子で登場している劉賢(劉延)は架空の人物

劉度には、ゲームでも劉賢という息子が登場しております。跡取りに問題なしですね。ですが、この人物は三国志演義のみに登場している架空の人物です。シリーズによっては劉延になっていたような。どちらも同一人物です。劉備軍に攻め込まれた際、劉度は消極的だったのに対し徹底抗戦を主張して捕虜になっておりますが、諸葛亮に対して責任を全て刑道栄になすりつけています。解放された後に父劉度に降伏を勧めております。

金旋の子は曹操に仕えている

金旋の子には金禕という子がおります。ですが、金旋と共に荊州に赴いていたわけではないようでして。ですから、金旋独立後も魏の武将というわけです。これは如何ともし難いですね。金旋死後、息子が登場しているのにも関わらず、他国に仕えているのでは跡取りにできません。新しいKOEI三国志では、ちゃんと武将として登場してくれる人物なだけに、これは厄介な問題になりそうです。

金禕は後に曹操の専横を憎み、クーデターを企てますが、失敗して殺されております。曹操の配下というよりは、献帝の臣下です。漢に忠義を貫いた人物だったようです。

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