検挙に結びつく有力情報提供者に私的懸賞金200万円
2018年9月12日で、大阪富田林警察署から樋田淳也容疑者30歳が逃走して1か月。未だに検挙されておらず、逃走中です。この事件に対し、大阪府警のOBから私的懸賞金200万円が懸りました。
逃走中の樋田淳也容疑者の顔写真(大阪府警のサイトから引用)
そのそも何で逮捕されたのか
現在は加重逃走犯として追われていますが、もともと何で警察に逮捕されたのかご存知でしょうか。2018年6月、大阪府内のマンションで20代女性に対し、強制性交と窃盗の罪で拘留中でした。過去にも犯罪歴が多く、これからも逃走が続くと新たに多くの罪を重ねることとなりかねません。
既に大阪府には潜伏していない可能性も十分にあり得る
警察が何とか内輪で解決しようとしたのか、犯人逃走の報を入れたのが非常に遅く、樋田淳也容疑者に遠方へ逃走する時間を与えてしまいました。そのため、現在府内にいるのかどうかもわかりません。まして1か月も経てば、さすがに公共交通機関は使っていないでしょうが、良く盗んでいるバイクや自転車でも相当遠くまで行けるでしょう。
樋田淳也プロフィール
大阪府警察のサイトより引用
氏名 | 樋田 淳也(ヒダ ジュンヤ) |
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生年月日 | 昭和62年12月29日 |
身長 | 約163センチメートル |
身体特徴 | 傷その他(左耳、数個) 手術こん(左前腕、5.0センチメートル以上) あざ(左頚、1.0センチメートル未満) 左ふくらはぎに、上記イメージの入れ墨 |
手配課 | 大阪府警察本部捜査第一課 |
事件の懸賞金支払い条件と受け取りまでの流れ
最近は懸賞金の懸った容疑者の顔写真が交番前や人が多く利用する駅なんかに張り付けてありますよね。この懸賞金の懸る事件は、警察庁指定特別手配被疑者に係る事件、指名手配がなされている被疑者のうち警察庁が重要なものと認めた被疑者に係る事件に懸賞金が懸るそうです。
懸賞金の上限は300万円で、特に必要があれば1000万円を超えない範囲で増額できるそうです。応募期間にも期限があり、1年間だそうです。
犯人逮捕、事件解決の貢献度により上限を超えない範囲で懸賞金が分割払いで支払われます。ただし、匿名、警察関係者、犯人本人(あたりまえだろ!!)、共犯者、情報入手の為に犯罪を行った場合は懸賞金が受け取れません。
詳しくは、警察庁のページにあります。
https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/reward/index.html
つまり、自分の身元をしっかり明かさないと懸賞金を受け取ることができないのですね。
公的懸賞金が支払われた例は無し、私的懸賞金は1000万円まで支払われた例があり
今回のような私的懸賞金に限り、実際に支払われた例があります。最高額は1000万円支払われています。2002年8月5日に起こったマブチモーター社長宅殺人放火事件では、私的懸賞金1000万円が支払われたそうです。