PC-98シリーズ向けに販売されていたシュミレーションゲーム
有名競輪漫画、ギャンブルレーサーをゲーム化
当時の選手、総勢200名超と、ギャンブルレーサーの主人公、関優勝(せきまさかつ)がPCの画面で熱いレースを繰り広げる、競輪シュミレーションゲームです。選手名は全て実名であり、中には2024年現在も現役で競輪選手を続けていらっしゃる選手名も見受けられます。漫画の中盤以降に登場した競輪選手は登場しません。例えば、関優勝の子で88期にデビューした優一はまだ子供で、選手としては出てきません。
選べる2つのモード
選手の一人となってKEIRINグランプリ制覇を目指す、選手モードと、東村山の吉田となって全国60の競輪場制覇を目指す車券師モードがあります。競輪場は当時あって2024年現在では競輪開催の行われていない競輪場も見ることができます。また、熊本競輪場のように現在は400mバンクですが当時は500mバンクだったということもあります。
プレーヤーの選べる競輪選手
以下、7選手から、選手モードとしてプレイ可能です。神山雄一郎選手は2024年現在もS級で現役。先日900勝を達成されました。当時から現在まで上位で戦われておりますね。
井上茂徳
ラインをガードする姿勢、レース運びの巧さは若手追い込み選手の目標。直線、鋭く伸びてくる脚は「鬼脚」と呼ばれている。
滝沢正光
すべての特別競輪のタイトルを持つグランドスラマー。破壊力のある大型先行で一世を風靡したが近時は自在戦法へと転換している。
坂本勉
ロス五輪のメダルを土産に、競輪界入り。その抜群のダッシュ力が魅力。同地区の選手が少ないためライン戦では不利になることも。
鈴木誠
自在戦法で安定した戦績を残す。レースでの位置取りの巧さ、流れを見極める判断力には定評がある。
吉岡稔真
平成2年のデビュー後、わずか2年で初の賞金王を手にした。F1先行の異名を取る、もっか実力ナンバーワン選手である。
神山雄一郎
競輪学校在校時代から大器の呼び声が高く、デビュー直後の平塚ダービーで大型先行として鮮烈な印象を植え付けた。戦法に迷いが出て伸び悩んだ時期もあったものの、現在では吉岡に並ぶ東の横綱と評価されている。
関優勝
かつては特別競輪の決勝にも何度か乗った実力があったが、最近は脚力の衰え隠し切れず。追込み選手でありながら先行選手に人望がないのが痛い。最近は強力先行の弟子「売 二」を得て再浮上をもくろんでいる。
選手または車券師モードの選択
下段一番右が、東村山の吉田です。ここを選択すると、車券師モードとなります。
ここで少しだけ、関優一、関鐘子、常荷金作が登場します。