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秋収穫の枝豆をプランター栽培。初めての家庭菜園での成長記録です。

枝豆の種袋

9月から10月収穫の枝豆を家で育ててみた記録

秋収穫の枝豆をプランターで種から育てる

枝豆をよく食べる時期と言えば夏かと思いますが、夏収穫の枝豆ですと4月から5月には種を植えなければいけないので、秋収穫向けの枝豆の種を買ってきて植えて育てました。私は初めての枝豆栽培で、全く知識がありませんので、インターネットでいろいろ勉強して、家の屋根と窓際でプランターに種を植えて育ててみました。

決して正しい育て方を教授するページではございませんので、失敗を含めてどのように育っていったかを記録しています。

日当たりの良いところへ毎日プランターごと移動させる

調べたところ、枝豆栽培には日照が重要らしいです。
私の家には1日中日当たりの良い場所はありません。そこで、午前中は東側の屋根の上、午後からは西側の窓際にプランターごと持ち上げて毎日毎日運んでます。正午から1時間ほど、どちらも日陰になるので、その1時間ほどは日照がなくなります。その間に水をあげることとしました。

種植えから、収穫までの記録

収穫は予定です。うまくできようが、大失敗に終わろうが、記録を付けています。何日でどのくらい成長したのかがわかるように、記録しました。何かアドバイスありましたら、コメントをお待ちしています

7月10日、秋どり多収えだまめの種を植える

今回購入した枝豆の種はこちら。

この種袋の画像のように、たくさんの枝豆が本当に収穫できるでしょうか?種まきは7月10日。収穫予定日は9月下旬から10月上旬を予定しています。

7月14日、4日目、発芽する


4日後発芽しました。種は16個植えました。16個すべてが発芽に成功しました。全て4日後に芽が見えだしたわけではないです。1センチメートルぐらいの深さに植えたのですが、もっと深く2センチメートルぐらいに植えたほうが良かったと思いました。

7月18日、8日目、双葉が広がり始める


地面から双葉までの茎の長さが長いような気がしました。浅く植えすぎたのが原因でしょうかね。

7月20日、10日目、初生葉が出始め間引きする


双葉の次に生えてくる、初生葉が出始めました。この時点で、8つの苗を抜き取って、間引きしました。

7月24日、14日目、本葉が生え始める


初生葉の次に生えてくる、本葉が出始めました。ここで、双葉が隠れるぐらいに盛り土をしました。

7月25日、15日目、双葉が隠れる位置まで盛り土


盛り土をして、接地している茎の部分を固めて倒れないようにしています。

8月1日、22日目

8月3日24日目、色が薄い葉ができる


1株、葉の色が薄くて元気のなくなったものが出てきました。その1株はあきらめて、引き抜きました。残り7株で育てていきます。

8月6日、27日目、初生葉を取り除き、2回目の盛り土をする


4つめの本葉(1つにつき、3枚ずつ本葉が付いている)が生えそろってきました。そろそろ摘芯を考えてます。初生葉をすべて取り除き、その高さまで2回目の盛り土をして接地している茎を支えました。

8月9日、30日目、開花する


白くて小さなが咲き始めました。開花した時から、水をあげる量を増やしました。毎日500ミリリットルから1リットルの水をあげるようにしています。5つめの本葉がある程度大きくなってきたのを確認し、そこで摘芯しました。高さは接地面から20センチメートルぐらいかな。

8月12日、33日目、天候が曇りがちになる


脇から枝が分岐したり、新しい本葉が生えてきたり。花も順調に増えてました。この時、記録的な大雨で平年8月の雨量の2倍の量の雨が降ったそうです。室内に置いているので外の雨とは無関係なのですが、ここ数日日差しが全くありませんでした。

8月16日、37日目、一部の葉が枯れてしまう


一番上の本葉の茎が非常に高くなり、葉の大きさもとても大きくなりました。一番上の位置で、接地面から30センチメートルぐらいあります。順調だと思っていたのですが。

一部の葉が枯れてしまいました。最初のころに生えてきた本葉ではなく、摘芯した場所の少し下に生えて、一番大きくなった本葉が枯れました。つまり、一番最後に生えた新しい本葉です。下のほうの古くからある本葉より、先に新しいものが枯れてしまうとは。これでよいのか、何か問題があるのか、はたまた病気かと、いろいろと調べてみました。
葉が枯れる原因にもいろいろあるらしく、水不足、肥料不足なのか逆に水が多いのか。経験がない私には、原因の究明はできませんでした。完全に枯れた葉は取り除きました。

8月18日、39日目、小さなさやができ始める


花があったところに小さなさやが、所々できています。これが大きくなって、食べられる枝豆となるのでしょうか?うまく中に大きな豆が入ってくれると嬉しいです。
花は半分ほど落ちてしまうとネットに書いてあったのですが、うちではほとんど落花していません。これは良いことなのでしょうかね?

8月19日、40日目、さやの成長にばらつきがある


葉の枯れも収まってきて一安心してます。花が順番に咲き、その後にさやが出てくるので当然でしょうが、さやの成長に差があります。これは最も成長の早いさやです。この1つだけが、周囲に比べて圧倒的に大きくなってます。中に豆が2個はいっているような感じで、太陽光に照らされると中の豆がうっすらと見えます。この中の豆が問題なく大きくなってくれればうれしいです。
まだこれからも花のつぼみが新しく出てきて、成長がばらばらですね。枝豆の収穫適齢期間は3日から5日と短いようで、ここまで成長に差が出ると、種袋のように全ての豆が一斉に収穫適齢期を迎えるとは思えないです。8割ぐらいが収穫適齢期だと思ったら収穫時期らしいです。
他にも、さやがどんどんできてきているので、中を透かして見ると豆が2個入っているのが確認できたりします。水を毎日1リットル与えてます。

8月23日、44日目、中の豆が大きくなってきたものもある


さやの中の豆が、大きくなってきたものもあります。

水をやって削れた分、盛り土を再度しっかりと行いました。少し追肥をしました。

8月28日、49日目、豆のふくらみが大きくなる


やはり、株間が狭すぎて、葉が互いに影を作る。それを補うため、葉の茎が外側に大きく伸びるのかな。枯れ落ちた葉も随分と多くなるも、いまだ緑一色のものも多いと思います。


中の豆の形がしっかりしてきました。予定ではあと1か月で収穫予定なんですが、本当にあと1か月も必要なのか?と、思ってます。いまだに小さなさやもあるので、成長にばらつきがあり、根元から全部収穫して全体の8割が可食できるぐらいになるんだろうか。

8月30日、51日目、もう食べられるのでは?


種を植えてから51日目の様子。

さやの中の豆は、既にいつも食べている豆の大きさに近い模様。実はもう、食べられるのではないかと思います。種袋に書いてあるよりも20から30日ほど早いのですが。花が咲いてからも、21日経過してますから、もういいのかも。いまだに小さいものも多く、このくらいのおおきさのさやは、7本の株でも10つのさやぐらいです。

というわけで、予定よりも20日から30日早いのですが、53日目である9月1日に最初の収穫をしようと思います。

途中で一本立ちさせた、枝豆の株です。この株が最も茎が太くなりました。やはりこのプランターでは株が多すぎたようです。多く株を育てれば多く収穫できるわけではないと、調べてはいたのですが、ネットやYoutube動画にあった通りの結果に。

9月5日、57日目、最初の収穫をして食べてみた

種袋に罹れているよりは随分と早いですが、最初の収穫をしました。

発育の早かった分だけを収穫し、まだ5株がプランターに残っています。今から大きくなる枝豆のさや、今やっと開花した花もあります。今回収穫したのは以上9つのさやです。まだ豆を手で押しても固くて全く動かないです。いつも食べていた枝豆がこのくらいの大きさだったような気がしたのと、開花から20日以上経過したので収穫をしてみました。


ゆでて、さやから豆を出してみました。小さい!いつも食べているものよりも、はるかに小さいです。半分ぐらいの大きさでしょうか。これは収穫が早すぎたのか、生育が悪かったのか。とりあえず食べました。味は悪くなかったです。

9月17日、69日目、収穫しました

だいぶ、枯れているところが多くなってきました。

後で他のサイトを読んでわかったのですが、もしかすると摘芯しないほうが多く収穫できるタイプだったのかな。今となってはわかりません。


まだ、新しい花のつぼみができたり、花が咲いたりしているのですが、最後の収穫をしてみようと思います。袋には、栽培日数80日から90日と書いてあるので、だいぶ早いことになります。


根から引き抜いてみました。根の張り具合は、これならば風が吹いたぐらいでは倒れないだろうという感じの力強い根をしていました。


今回は、中に豆がありそうなさやは、これだけ獲れました。


茹で上がった枝豆です。最初の収穫よりも、豆の大きさは大きかったです。最初の収穫が早すぎたようです。味は変わらずに良い味でした。

最後に

プランターの大きさに対して、株の数が多すぎたのは明らかかと思います。8つの種を植えて、最終的には2株だけ残して育てるぐらいがちょうど良かったと思いました。摘芯は、しなくて良かったのかも知れないと思いました。もっと早く気づけば、摘芯しないで育てたものと比べてみたかったです。

花は収穫できたさやの数よりもずっと多くつぼみを付けたのですが、その中で花が咲いたものは一部だけでした。そんなものなのか、育て方が悪いのかはわかりませんでした。何にせよ、全く収穫できずに終わるよりは、少しでも食べられて良かったです。

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