パチスロ目押し技術を競技化、超ディスクアッパー選手権が開催された
パチスロの競技プロができる?Sammy(サミー)の第一回P-SPOTS開催
パチスロの目押しの正確さを競う競技、優勝賞金は331万円
麻雀のMリーグが発足され、年棒を貰って企業と契約するプロ雀士が誕生したが、今度はパチスロを競技化し、優勝者に賞金を出すという競技パチスロが開始されました。パチスロ界では有名なメーカー、Sammyが第一回のP-SPORTS(サミー株式会社の商標)超ディスクアッパー選手権を開催していました。
この大会は、簡単に言えばパチスロの目押し、ビタ止めの正確さ、スピードを競う競技であり、全国の予選、アプリでの予選を勝ち抜いた者が決勝大会でチャンピオンを決めるというものです。パチスロの分野でもスポーツ化、競技化がすすむようです。普通のパチスロ機と似た筐体ですが、競技専用の筐体が使用され、出玉数を競うものではありませんので引きの強さや運の要素はありません。ビタ押しの正確さを競うので、フラグを揃えるための4コマ滑りなんてものもありません。そういえばスベリがないという事はパチスロの元祖、0号機に似ているのかも知れないですね。さすがにまだ私はその時代を知らないですけど。
競技で使われる専用パチスロ筐体
動体視力の良さだけでなく、休憩時間をいかに使うかの駆け引きもある?
詳しい競技ルールはサミーの特設サイトをご覧ください。打ち方動画で、詳しく説明してくれています。パチスロのリールを目で追っていれば当然目が疲労して正確な目押しが出来にくくなるので、休憩時間に関しても規定があります。そういった単に動体視力の良さだけでは優勝できない駆け引きも面白いと思います。この競技に参加する資格ですが、高校生を除く18歳以上で業界メディア関係者でない人だそうです。私は良くパチスロを打っていた時でも目押しは下手な方で、何とか最低限の事はできるレベルでしたので、予選・決勝の様子の動画を見てただ凄いなと思うばかりです。
かつてのパチスロ漫画にも競技のパチスロは存在していたが
漫画やビデオの世界では、プロの競技者が普通にパチスロを打って、勝者を予想して賭けたりしているシーンを取り上げたものがありました。例えばパチスロ777という雑誌で連載されてビデオ化もされていたJACKパチスロ闇の帝王という作品のプロスロッター、南井とかが記憶に残っています。そちらの世界では街のパチスロのルール同様にボーナスゲームや子役成立で出玉を増やしてその枚数で勝敗を競っていました。リアル世界でこのルールを適用してしまうとどうしても引きの強さ、運の要素が出てしまうので、それでは純粋な競技として成り立ちません。昔TV番組でやっていたTVチャンピオンの企画とか、ちょっとした大会なら良いですが、競技性を持たせるならば今回のような特殊な筐体を用意するしかないでしょうね。
今後競技としてのパチスロは成功するか?
プロ競技と言うのはアマチュア競技者がいてこそ成り立つものだと思います。その点、パチスロをするアマチュア人口は多いですから申し分ないですね。麻雀Mリーグの様にスポンサーが付いて定期的にプロ同士が対戦するということはないでしょう。年数回、大会を開いてそこに優勝賞金が出るという形式ならば十分今後やっていけるのではないかと思います。また競技の練習用としてアプリを配信しており、それで練習をすることができるようです。さすがにこの競技プロのみで生活できるレベルではないようですね。
超ディスクアッパー選手権について詳しくはサミーの特設サイトをご覧ください
超ディスクアッパー選手権
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