ChromeOS FlexでLinuxアプリを使う方法
VLC MediaPLAYER、GimpやMAME等豊富なアプリが使えるようになる
ChromeOS Flexを新規インストールしただけの状態では、できることが大変少なくてこれではPCを使いこなすことができないと思われている方も多いと思います。Androidアプリは使用できませんので、無料ってことで諦めていらっしゃる方もおいでではないでしょうか。しかし、Linuxアプリをインストールして使用することはできます。
以下の方法で、ChromeOS Flexパソコンを使って、VLCプレーヤーやgimpなど、有名なソフト以下多数のアプリが使用できるようになります。
まず、BIOS設定を確認、変更する
ChromeOS Flexパソコンで、ChromeOS Flexを起動する前に、バイオス画面を立ち上げてください。私がChromeOS FlexをインストールしたTOSHIBAノートパソコンでは、電源を入れてすぐにF2キーを連打するとTOSHIBA SETUP UtilityというBIOS設定画面になりますが、皆さんお使いのパソコンに合わせて起動させてください。
起動しましたら、Advanced(詳細)にある、Virtualization Technologyという項目をご覧ください。Disabledになっていましたら、VT-x Onlyに変更してF10キーで保存して終了してください。機種によっては、Enabledか日本語で有効にすると書かれているかも知れません。
そしてそのまま、ChromeOS Flexを起動させて、ログインまで済ませてください。
Linux開発環境をセットアップする
画面左下隅の丸ボタンをクリックします。
この中の、
をクリックします。
一番上のLinux Set upをクリックします。
設定一番下の、デベロッパーをクリックします。
画面左にある、設定項目の中に、デベロッパーという項目がありますので、クリックしてください。
一番上のデベロッパー、Linux開発環境の右にあるオンにするをクリックします。
Linux開発環境をセットアップするという画面になりますので、次へをクリックします。
ユーザー名には任意の名前を入力します。ディスクサイズをセットしてください。多数のアプリをインストールするのでしたら、カスタムからディスク容量をセットできます。後にディスク容量を変更することができます。最後に、インストールをクリックしてください。
ここで、Chrome OS Flexの再起動を要求されるかも知れません(私は再起動を要求されました)。要求されましたら、再起動して、もう一度Linux環境セットアップの手順を行ってください。
Linux環境のインストール後、このような画面になります。ターミナルが起動した状態になります。
ターミナル起動後に行うこと
Linux環境のアップデートを行います。
sudo apt updateと入力してEnterを押します。
アップデートが始まり、すぐ終わります。
次に、アップグレードを行いましょう。
sudo apt upgradeと入力してEnterを押します。
Do you want to continue?には、Yキーを押します。少し時間がかかってアップグレードが終了します。
次に、Linuxパッケージマネージャーをインストールします。Linuxアプリのインストールが楽にできるようになります。
sudo apt install plasma-discoverを入力してEnterを押します。
少し時間がかかってインストール終了です。
最後にもう一度、
sudo apt updateと入力してEnterを押します。
終了しましたら、ターミナルを終了してください。
Linuxアプリをインストールして起動する
画面左下の丸ボタンをクリックしてください。その中のLinuxアプリをクリックします。
discoverというアイコンが新しくできていますので、それをクリックしてください。起動まで、少し時間がかかります。渦巻マークがなかなか止まらなくても待ってみてください。
discoverを起動させると、このようになります。ここからインストールしたいアプリを探して、インストールできます。
試しにVLCメディアプレーヤーをインストールしてみました。Launchをクリックすると、アプリが起動します。
VLCが起動しました。
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