千葉競輪、250競輪は2021年5月から。今までの競輪とはずいぶん変わりそう。
千葉公園ドーム250mバンクで新たなスタートを迎える千葉競輪
他の競輪場とは大きく違う、2021年の千葉競輪を予想
存続を危ぶまれていた千葉競輪ですが、廃止から一転新たに作り直して250メートルバンクとして生まれ変わる事での存続が決定し、長い事お休みしている千葉競輪ですが、一体どうなっているのでしょう。千葉競輪場は、千葉公園ドームになります。かつての500メートルバンクは250メートルバンクという国際競走の基準と周回距離になります。競輪場のバンク周回は2020年現在333メートル(前橋競輪は335メートル)、400メートル、500メートルの3種類ですが、新たに250メートルバンクが完成することになります。
6周1500メートル競走、6車立てでのレース
250競輪チャレンジレースよりも短い6周の1500メートル競走になります。ライン戦ではなく、個々の戦いとなります。横の動きは禁止らしく、牽制したり接触したりできません。これはガールズケイリンと似たルールになりそうです。走路は現在のアスファルトやコンクリートではなく木製の走路になります。そして選手の自転車ですが、カーボンフレーム、ディスクホイールになります。現在の競輪は9車もしくは7車立てで競走を行いますが、千葉250は6車立てです。競艇と同じになりますね。現在でも都合により6車で競走が行われることがありますけど。
この250競輪にはギア規制がないそうです。この距離とバンクに適したギア倍数はどのくらいなのか、私はあまり詳しくわからないので、ここでは触れずに規制なしとだけお伝えいたします。
現在の競輪の級班関係なく競走が行われる
現在の競輪ではS級S班を筆頭にA級3班まで級班が分けられておりますが、千葉250ではその枠組み関係なく希望参加選手が競走に出場をするそうです。全2日制で1日当たり最大12レースを行うそうです。あれ?12レース行っていれば12人が1着になったとして、2日制で決勝戦は6車なのにどうなるの?もしかしたら、これは1日に2走することになるのかな。現在の競輪では同じ選手が同じ日に2走することはあり得ません。
級班関係なく希望すれば出場できるということは、A級3班からデビューしたての新人が出てきて、いきなりS級の強い自力選手と競走ということもあるのでしょうかね。ライン戦、横の動きなしの個々の競走ですから、自力を持っている選手が有利なのは間違いないと思います。
ミッドナイト競輪初開催時の傾向から予想すると
ミッドナイト競輪が初めて開催されたときの車券の傾向は、とにかく固いの一言でした。全レースが2車単1番人気か2番人気で決定しました。7車で当たりやすいと宣伝するも、ここまで当たりやすく決定するのかと思いました。250競輪の開幕も同じじゃないかと私は予想しています。とにかく2021年5月の開幕は全レース固い決着ではないかと思います。ミッドナイト競輪も初めは2日制であり、1日全7レースの1着のみが決勝に行けるというシンプルなものでした。ですからラインの先頭選手はラインでワンツーじゃなくて、自分が1着になって番手選手は2着になってもらわないと決勝にはいけません。これが固いレースを生み出した原因かと思っております。最初は多くの人に多く的中していただこうと宣伝の意味を込めて番組編成されて新規ファン開拓になるのではないでしょうか。私は最初はガチガチの本命党で挑む予定です。
車券の種類ですが、ミッドナイト競輪と同じく枠番では発売できないので、2車複、2車単、3連複、3連単、ワイドでしょうかね。競艇と同じく単勝・複勝の復活もアリと個人的には思っております。落車は横の動きがない分、ガールズケイリン並みに少なくはなるのではないかと思いますが、これはどうなんでしょう。
競輪のファンは新しい250競輪を受け入れられるのか
現在の競輪ファンの中には、「つまらなそう、やらない」と率直に思われた方も多いのではないでしょうか。競輪はラインがあり、人と人のつながりがあり、横の動きやマーク戦、自力選手同士の主導権争いがあってこそ面白いと思われる方も多いと思います。現在のガールズケイリンの男子版、国際競技のKEIRINを競輪選手が行ってもただのスピード比べではつまらないと思われるのもごもっともです。私も実はこの点とても心配です。一体どちらにファンの注目が集まるのか、その答えはもう1年もたたずに見られるでしょう。
まあ、2021年からは全国でこういう競輪に変更となりますというわけでは決してないので、千葉ではこういった競輪が行われているという特殊なものとして両方良い意味で成功してくれれば良いですね。
詳しくは千葉市のサイト、250競輪準備室へ
詳しい情報は千葉市のウエブサイト内250競輪準備室に掲載されております。
旧千葉競輪の入口。私もよくここから入場しておりました。
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