何で国語試験に定規がいるの?不正行為とされて全科目無効とされる受験生
大学センター試験が行われておりますが、今回も不正行為を行ったとして、全科目で無効を言い渡された受験生が4名おりました。2人は、最近多いスマホを使った不正でした。1人は、スマホの電卓アプリを使用して計算したようで、もう一人はスマホで検索をした模様です。もう一人の不正は、試験終了の合図が出ていたのにもかかわらず、解答用紙に解答を書くのをやめなかったというもの。
そして残る一人が、「えっ?何で?」と、思うような理由でした。それは、国語の試験に定規を使用したというもの。数学の試験でもないのに定規を使用?何のために定規を使用したのかといいますと、問題文を読むためだそうです。定規を使って問題文を読む?この理由について、今回は書いていきます。
定規の使用禁止は明記されていた
まずこれが不正行為に当たるかどうかですが、不正行為になります。定規の使用禁止は、受験上の注意に明記されておりました。つまり、問題文を読むのに使用したというのは関係なく、机上にある時点で禁止行為に該当していたという事ですね。
定規を使って問題文を読む理由について
私も何で定規が必要なのか?と思いまして、調べてみました。すると、家庭教師のあすなろというサイトの今すぐ使える国語の裏技!というページを発見しまして、そこには読むためのテクニックとして定規読みというものを紹介しておりました。定規読みとは、読んでいる部分に定規をあてて、定規をずらしながら読むということでして、こうすることにより、同じ行を2回読んでしまうというイライラ解消のための方法だそうです。確かに、同じ行を反復して読んでしまうという経験は良くありますよね。時間のロスだし、この方法はごもっともです。
受験生も受験上の注意をよく読んでいなかったのか、日頃から定規読みをしていて、今回もいつものように定規読みを使ってしまったか。今回だけは、使用が禁止されていない鉛筆などの代替品を使って行うべきだったかも知れませんね。
この定規読み、さらに調べてみると特に家庭教師のあすなろ様だけでご紹介されているわけではなく、受験、勉強関連のサイトでは紹介されているサイトが他にもありました。