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ビットコインで金銭要求、製薬会社、食品会社、新聞社に青酸カリと脅迫文送られる

青酸カリ

18社の製薬会社と朝日新聞社、毎日新聞社に青酸カリ入り脅迫文届く

報道によれば、送られてきた青酸カリと見られる白い粉末は青酸カリ(シアン化カリウム)で間違いなさそうとのこと。一緒に送られてきた脅迫文には、ビットコインで3500万ウォン(日本円で約343万円)の支払いをしなければ、悲劇が起こるという内容が書かれていたそうです。ウォン(韓国通貨)での請求の意味は一体なんでしょう?

ビットコインの送り先はQRコードを読み取るようになっていたらしいが、なぜかこのQRコードは読み取ることができないらしいです。ビットコインの送金先は、大文字小文字アルファベットと数字の文字列だけど、それをQRコードにすることもできる。本当に脅迫して現金を奪おうとしているのならば、この文字列も併記しておいて良さそうだけどね。


大韓民国のウォン紙幣。10ウォンは約1円です。

差出人に麻原彰晃らを名乗る

この青酸カリと脅迫文は茶封筒で郵送されてきたそうだけど、その裏に書かれた差出人が元オウム真理教代表の麻原彰晃(元死刑囚)の名前を使ったり、実在の暴力団員の名前を使ったりしていたそうだ。差出人の住所も東京拘置所や刑務所の住所になっていたそうです。また差出の消印はいずれも東京都千代田区神田郵便局であったそうです。

この事件記事をみて、最初に思い出したのが1984年のグリコ森永脅迫事件でした。「どくいりきけん たべたらしぬで」のメッセージで有名なあの未解決事件でした。あの犯人は「かい人21めんそう」を名乗っていましたね。食品だけではなく、薬品もですがそれに青酸カリを混入させるような脅迫、そして現金の要求です。この事件も同様にまだ続きがあるのではないかと思ってしまいます。(あくまで個人的な見解です)

青酸カリ(シアン化カリウム)の毒性とは

口にした場合、成人で150mgから300mgで致死量となる猛毒です。毒薬の代名詞ともいえる、有名な毒薬ですね。口にせずとも、呼吸で吸引したり、皮膚から取り入れてしまって中毒症状を起こすこともあるそうです。もちろん厳重な保管が義務つけられており、簡単に入手できるものではありません。ですが、過去には何度か盗難紛失事件も発生しております。工業的にも重要な無機化合物であります。

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