競輪武田豊樹、清水宏保が10戦全敗した天才として消えた天才に出演

2018年10月28日

10月21日放送、消えた天才2時間半SPに競輪S級S班の88期武田豊樹選手が出演

ソルトレイクオリンピックでスピードスケート500メートル8位入賞、2018年10月28日現在、競輪選手として最高峰のS級S班に在籍、88期茨城の武田豊樹選手が元スピードスケート長野五輪金メダリストの清水宏保さんが高校時代に一度も勝てなかった人として出演されました。競輪選手としてのデビューが遅かった武田選手ですが、こういう過去と事情があったということが良くわかります。(現在では40歳目前にしてデビューした選手もいます。)

清水が絶対に勝てなかった天才とは.

高校時代の武田豊樹選手

清水宏保さんをもってして、異常なまでに強い絶対に勝てないといわしめた、武田豊樹選手でした。パワー、瞬発力、持久力全てを兼ね備え、高校最高峰のインターハイでも500メートル、1000メートルで清水宏保さんを抑えて優勝。

高校卒業後、実業団にすすむも23歳でスケートをやめることに

高校卒業後、清水さんは日本大学に進学し、武田豊樹選手は実業団に入ります。ですが、23歳の時、それは長野オリンピックの1年前でした。武田選手はその実業団をやめるのです。スケートをやめてまで目指したのが競輪選手への道でした。競輪選手になるには、日本競輪学校の入学試験に合格しなければなりません。当時の日本競輪学校への入学資格は24歳未満という年齢制限が設けられておりました。2018年現在は、年齢制限も学科試験も撤廃されております。武田選手、その時の結果は何と、不合格でした。

再びスケートに戻り、3年後にはソルトレイク五輪で8位入賞

スケートに2年間のブランクがあったにも関わらず、ソルトレイクオリンピックでは8位入賞を果たします。その後、競輪選手になる武田選手ですが、競輪学校の入学資格が変更になりました。年齢制限を29歳未満にして、特別選抜入試の資格が五輪8位まで拡大されたのです。武田選手28歳の時でした。

現在の武田豊樹選手がいるのは奇跡の連続、動画を見てください


消えた天才 ★神様・羽生善治が勝てなかった天才追跡!初回2時間半 2018年10月21日

動画タイトルは将棋の羽生善治竜王の名前が出てますが、動画途中に武田豊樹選手と清水宏保さんの回がありますので、そこからスタートします。清水選手の五輪金メダル獲得シーンをテレビで偶然見たとか、空港で偶然出会ったとか、そういう奇跡みたいな可能性の事が起こらなければ、競輪学校の年齢制限も変わらず、一生武田豊樹選手誕生もなかったということですね。