XHDATA D-808を使って石川県金沢市で受信してみると
高評価BCLラジオ、D-808を使って短波を受信してみる
付属のコードアンテナを設置して受信
ネットで高評価、1万円前後で購入可能なBCLラジオ、XHDATAのD-808を使って石川県金沢市の住宅街、室内の出窓に本体付属のコードアンテナを貼り付けて受信してみました。
付属品のアンテナを出窓に貼り付けて、D-808に接続
赤線の部分が、コードアンテナです。
北朝鮮拉致被害者向け、ふるさとの風を受信
日本政府が北朝鮮拉致被害者向けに放送している「ふるさとの風」を受信してみました。ふるさとの風は、22時30分から翌3時30分まで日本語、朝鮮語で放送しております。発信場所は明らかにされてませんが、台湾台北とウズベキスタンから発信しているのではないかと言われています。使用周波数は、9455kHz,9705kHz,15475kHz,6110kHz,9470kHz,9720kHzを使用しています。
台湾台北から送信しているとすれば、北朝鮮と石川県金沢市はほぼ同等の距離と条件になるのではないでしょうか。受信してみると、綺麗に聞こえるわけではないのですが、内容はほぼ聞き取ることができました。強度が不安定ながらも、北朝鮮のジャミング(妨害電波)も確認できませんでした。
北朝鮮拉致被害者が短波受信できる機器を容易に入手可能なのか?
ここで一つ疑問に思うことは、受信対象としている北朝鮮拉致被害者の方々が北朝鮮国内にてこの周波数帯を受信できるラジオを持っているのか?と、いうことでした。日本で一般に販売しているAMラジオの周波数では受信できないこの周波数、北朝鮮に一般販売されている機種で聞けるとは考えにくいですね。
ネットで調べてみた結果、情報が得られずAIが作成した回答でも、わからないと回答されました。そこで、Yahoo 知恵袋で質問をしてみたところ早速回答を頂きました。
北朝鮮拉致被害者向けに東京から送信している、ふるさとの風を聞いて思ったのですが、北朝鮮国内において拉致被害者の方々が、放送を受信できるラジオ機器を入手することは容易なのでしょうか。 日本の一般的なAMラジオでは受信できない周波数ですが、北朝鮮で普及しているラジオでは聞ける周波数なのでしょうか。 北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」の周波数は、9705、9950、9560、9960kHzなどです。
アマチュア無線7MhzSSBを受信
HF帯のリグを持つアマチュア無線家といえば、大きなアンテナをあげているイメージですが、この細いラインアンテナを窓に貼っただけで一体どの程度受信できるのでしょうか。受信だけならば針金一本でもできるそうですが、こちらも試してみました。
受信は夜よりも朝がいいように思えます。特に朝8時から10時ごろが一番よく聞こえると思います。聞こえるエリアは、0,1,2,3そして同じ9エリアが確認できました。ごく近所の大学クラブ局発信の電波でも、強く受信できるわけではないようです。
SSBへの切り替えは5秒ぐらいかかる
他の方も書かれていました、AMからSSBへの切り替えタイムラグ。これが一番のマイナス評価、唯一のマイナス面ともいわれていますが、確かにこの5秒ほどの間が結構長く感じたりします。AMとSSBを切り替えたり、特に間違えて切り替えたりしたらイライラしますね。
受信してみた様子を動画にしました。
石川県金沢市の住宅街室内にてXHDATA D-808で受信したらどのくらい聞こえるか。北朝鮮拉致被害者向け放送、ふるさとの風とアマチュア無線7MHz帯を受信してみました。
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