その2 他店の入客数偵察、通称あたまとり

2018年7月31日

パチンコ店店員の仕事、通称あたまとりとは?

近辺の店にどのくらいお客さんが入っているかを調べてくるのが、あたまとりと呼ばれる仕事です。他には、他店に入った新台を調べてきたりします。
早番、遅番に1回ずつあり、店員の中で運転免許を持っているものから1人選抜されて他店の偵察に出かけます。あたまとり要因に選ばれると、あまりうれしそうな顔はしませんが、外に出られる解放感があるので、心の中ではちょっとうれしかったり。
その開放感が、時には問題を引き起こすこともありました。私自身は、問題起こしてないのですが、他の人の引き起こした事件をご紹介します。

車内で爆睡してた

他店の駐車場でちょっとだけ仮眠、数分だけのつもりが爆睡。遅く戻ってきたと思ったら、そういう理由だったそう。偶然駐車場巡回中の他店の店員に発見されて起こされたそうです。

あたまとり先の女性店員と異常に仲良く話し続ける

すれ違う時、会釈程度はするのですが、会話するとなると仕事の事をちょっと話す程度まででした。その度合いを超えて、話し続ける事を何度も繰り返していると、他店から苦情の電話が。しかもその人は、カップルで働いている人。翌日からあたまとり候補から外されました。

めちゃくちゃな客数を書いてさぼる

まあ、どのシマにどのくらい客数がついているか、あの店だったらどのくらいか、行かなくても見当はつくわけで、実際には店に入らずに適当な数字を報告してもバレにくい。ですが、たまにイベントなんかやっていて、明らかにおかしい数字書いてくる人がおりました。繰り返しているとやっぱりサボっているのがばれるのです。

私の経験、いつも同じ女性店員から話しかけられる

これは私の経験。ホール係が全員女性の店がありまして、その中の1人からいつも話しかけられる。私も長く話していると上記のように苦情来るのがわかっているし、相手の女の子も注意されるのがわかるから、そんなに長く話さないよう、お互い注意しながら話してました。ある日、あたまとりに行ったとき、「私、やめることになりました。」と、告げられて、私は「そうなんですか、おつかれさまでした」と、一言返して終焉を迎えました。