野球で1塁にヘッドスライディングは遅くなるだけってのは間違い

2018年7月30日

1塁へヘッドスライディングするのは損じゃない、けどダメ

9回最後の攻撃もツーアウトランナーなし。バッターは内野ゴロ、1塁へのヘッドスライディングも及ばずアウトで試合終了。高校野球などで、あるあるの場面です。
野球では、1塁はオーバーラン、走り抜ける事ができるので、そのまま走り抜けた方が速いというのが常識でしたが、実はヘッドスライディングしたほうが速いタイムを測定したという動画。

【新説】ヘッドスライディングのほうが速い!?


ヘッドスライディングの上手さもありますが、ヘッドスライディングのほうが0.04秒(30センチから40センチ)速いという結果が。本当に微妙な判定になる時は、結構有利ですね。場面によっては、やるべきなのか!と、思うのはまだ早いです。

手を怪我する危険性あり、絶対禁止

私がむかし、当時高校3年の野球部の生徒に直接聞いてみました。
「1塁へヘッドスライディングするのと、走り抜けるの、どちらが速い?」
「走り抜ける方です。」
「いや、最近の研究では、ヘッドスライディングの方が速いという結果がでてるらしいよ。」
「えー、そうなんですか!?でも、うちの部では絶対禁止でした。スパイクで踏まれて、手を怪我する危険があるからです。特にピッチャーは、ヘッドスライディングを絶対しちゃいけないって。」

なるほど、その通りですね。もしファーストが手を踏みつけて大けがさせてしまっても、これはヘッドスライディングしたほうに全て責任ありですよね。大人なら、自己責任でやってくださいと思いますが、学生まではやるべきではないでしょうね。