WordPressのサイトヘルスステータス 致命的な問題を修正する

2020年4月5日

致命的な問題、バックグラウンド更新が規定通りに動作していませんを修正した

WordPressバージョン5.2に更新したら、ツールにサイトヘルスと言う項目が追加され、これをクリックしてみると、このように説明がありました。
サイトヘルスチェックは、注意を払うべき WordPress 設定と項目についての重要な情報を表示します。
それによりますと、1件の致命的な問題が私のサイトにはあるようです。

サイトヘルスステータス

バックグラウンド更新が規定通りに動作していません

バックグラウンド更新は使用中の WordPress のバージョンにセキュリティ更新がリリースされた際、自動更新できることを保証します。

  • エラー WP_AUTO_UPDATE_CORE 定数は定義され有効化されています。
  • OK バージョン管理システムは検出されませんでした。
  • OK この WordPress サイトでは更新の実行の際に FTP 情報が必要となりません。
  • OK すべての WordPress ファイルが書き込み可能です。
  • エラー WordPress のセキュリティとメンテナンスリリースは define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', false ); によってブロックされています。

×が付いている項目2つ、

  • WP_AUTO_UPDATE_CORE 定数は定義され有効化されています。
  • エラー WordPress のセキュリティとメンテナンスリリースは define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', false ); によってブロックされています。

この2つの修正が必要と出ています。緑チェックの項目は、問題ない項目です。

誰にでも当てはまるかは不明、私が修正に成功した事例です

私のサイトは、FC2レンタルサーバーを利用し、簡単にWordpressをインストールできるシステムを利用してインストールしました。FTPソフトを利用し、サーバー上のファイルを見てみましょう。
httpdocsフォルダ内にwp-config.phpというファイルがありますので、これをダウンロードして開きます。

<?php
define('WP_AUTO_UPDATE_CORE’, false);// この設定は WordPress Toolkit で WordPress アップデートを適切に管理するために必要です。今後、この WordPress ウェブサイトを WordPress Toolkit で管理しない場合、この行を削除してください。
/**
* The base configuration for WordPress
*
* The wp-config.php creation script uses this file during the
(以下略)

この赤字部分を削除したファイルを保存し、再度アップロードして上書きし、属性変更でパーミッションを400にしました。再度サイトヘルスを読み込むと、バックグラウンド更新が規定通りに動作していませんの警告は出なくなりました。

自動アップデートする機能を無効にしている警告、でも必要な場合もある

セキュリティー上、Wordpressの最新バージョンを使用することは非常に望ましい事でしょうが、環境によっては旧バージョンのままでなくては困るケースもあります。ですから、ご自身で管理できるならばこのエラーは無視するものともなりえますね。

このエラーが出た時は、wp-config.phpファイルと、そこに書かれているdefine('WP_AUTO_UPDATE_CORE’, false)を探せばよいようです。